電磁波は波長によって分類されていて、なかでも遠赤外線はものを暖める作用があります。
遠赤外線は、赤外線の中でもさらに波長の長い領域を指し、波長3〜1,000μm(マイクロメートル)までと定義されています。
加熱などで広く利用されているのは、3〜30μmくらいの波長域です。
遠赤外線(遠赤外放射)は、金属以外の物体によく吸収されるため、多くの物体を非常に効率的に加熱する働きがあります。
簡単にいうと
①遠赤外線は、体に吸収されやすい
②吸収されると、人の体を構成している分子(細胞など)の振動が活発になる
③分子の振動が活発になる=熱があがる
遠赤外線効果は、19種類ある酵素の中から16酵素が活性化するのです。
これには適切な温度が必要。温度が守られていないと、変化は見られません。
ホットストーントリートメントは、まさに適温!
体に存在する酵素を活性化させる!
特に糖質代謝、脂質代謝、そしてタンパク質代謝の酵素は活性化のパーセンテージが高いことがわかっています。
【ヒートショックプロテイン(HSP)とは】
ヒート(熱) ショック(刺激) プロテイン(タンパク質/酵素) という名前の通り、〝熱〟の刺激によって発生するタンパク質
このタンパク質は、様々な美容と健康に優れた力を持っています。
例えば、
・しおれたレタスを50度のお湯にしばらく浸けておくとシャキッと蘇ること
・クタクタになったワイシャツにアイロンをかけるとピシッとなる
→それと同じような元通りにする働きをするのがヒートショックプロテイン
①肌のダメージをリフレッシュし、紫外線などが起こすダメージから肌を守ります。
コラーゲンの生成を維持させてシワを防ぎ、シミの原因となるメラニンの生産を抑制してシミを防ぎます。
②コラーゲンの生成に働きます。
疲労や老化、ストレスで歪んだコラーゲンを正しいカタチにリフレッシュさせてくれます。
肌のハリを高め、シミやたるみを防ぎます。また、肌荒れを防ぎます。
③不調の素、老化の素「活性酸素」から守ります。
アンチエイジングとして健康と美容に働きかけます。
④体力や代謝を上げてくれます。
⑤病気の原因を防いでくれます。
⑥免疫力をあげてくれます。
⑦ホルモンを活発にして炎症を抑えます。
ホルモンを活発にして、吹き出物や胃炎などの炎症を抑えてくれます。またシワやタルミを防ぎます。
ヒートショックプロテインを増やすには
42度のお風呂に5〜10分ほど浸かる → ホットストーンの熱が伝わる温度!
(40度のお風呂に20分でも可)
そしてこのヒートショックプロテインはじわじわと効果が出てくるのが2〜7日
だからトリートメントを受けた直後よりも次の日、その次の日にも効果を実感できます。
「ピークは3日後ですよ。毎日鏡を見てみてくださいね」